パン屋の仕事内容を紹介!製造と販売の違いも解説

パン屋

はじめに

パン屋で働いてみたいけれど、「実際にはどんな仕事をするの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

パン屋の仕事は、大きく分けるとパンを作る製造と、商品を販売する販売があります。お店によって仕事内容や担当する範囲も異なります。

今回は、私がパン屋で働いた経験をもとに、製造と販売それぞれの仕事内容や違いを紹介します。

パン屋の製造の仕事内容

パン屋の製造は、担当するポジションによって仕事内容が異なります。ここでは、私が働いていたお店での1日の仕事の流れを紹介します。

〜厨房・窯担当の場合〜

7:00 始業

まず手洗いをして手袋を装着します。

窯とフライヤーのスイッチを入れ、機械を立ち上げます。

その後、前日に焼いたコロネやクリームパン、パニーニなどの仕上げを行います。

続いて、前日にセットしておいたパンをホイロから取り出し、ラック入れていきます。私が働いていたお店では、7時頃に二次発酵が終わるように設定されていました。

発酵を終えたパンを取り出した後は、次のパンを順番にホイロへ入れていきます。製造量が多いため、二便に分けて発酵させることがあります。

発酵が終わったパンにトッピングや仕上げをして、釜で焼成します。

トッピング・仕上げ→焼成を繰り返し、11時頃まで焼成作業を行います。

11:00 翌日のパンのセット

11時頃からは、翌日に焼くパンのセットを始めます。

パンを成形して鉄板に並べ、ホイロにセットします。このときは冷蔵モードになっており、翌朝になると自動で発酵モードに切り替わる設定になっていました。

この作業を14時頃まで行い、厨房での仕事は終了します。

〜厨房・成形担当の場合〜

7:00 始業

冷蔵庫から前日に成形したパンを取り出し、鉄板に並べてラックに入れていきます。

その後、当日成形する食パンやブールの成形を行い、ホイロが空いたら順番にセットしていきます。

フライヤーが温まったら、カレーパン・揚げパン・ドーナツ・バーガー用の揚げ物などを揚げます。

これらの作業は同時進行で行い、揚げ物をしている間に別の作業を進めます。

8:00頃 揚げ物の仕上げ

揚げパンやドーナツに砂糖をつけ、クリームを絞って袋詰めをします。

バーガー用の商品も仕上げていきます。

10:00頃 翌日の準備

翌日に成形するパンの準備や、生地の解凍を行います。

私が働いていたお店では生地作りは行っておらず、工場から冷凍された玉状の生地が届くため、それを使って成形していました。

11:00頃 追加の揚げ物

追加でカレーパンやドーナツなどを揚げ、仕上げまで行います。

12:00頃 翌日のパンの成形

再び翌日のパンの成形作業を進めます。

そのまま作業を続け、14時頃に終了します。

〜販売の場合〜

8:00〜9:00 出勤

出勤時間は人によって異なりますが、私が働いていたお店では8時〜9時頃に出勤することが多かったです。

出勤したら、焼き上がったパンを売り場に並べ、あわせて値札も設置していきます。

9:30頃 レジの立ち上げ

10時の開店に向けて、レジを立ち上げます。

前日の売上金の入金作業も行います。私が働いていた店舗はイトーヨーカドー内にあったため、店舗ごとに売上金をイトーヨーカドー側へ入金し、売上を報告する作業がありました。

終了後、パンの品出し作業を再開します。

10:00 開店

開店後は、レジ対応をしながら品出しも行います。

売り場からなくなったパンを補充したり、使用済みのトレイやトングを食洗機に入れて洗浄・乾燥したりします。洗い終わったものは、再び売り場の入り口に戻します。

14:00〜15:00頃 売り場の整理

客足が落ち着いてきたら、パンを袋に入れたり、売り場の商品を並べ直したりします。

16:00頃 パンの割引

16時頃から、売れ残りそうなパンに割引をつけていきます。割引を始める時間は、その日のパンの残り具合などによって異なり、売れ行きによっては割引をしない日もあります。

21:00 閉店

閉店後は、まずレジに表示されている金額と、実際の現金が合っているかを確認します。
クレジットカードや電子決済の売上金額も確認し、金額が合わない場合は修正します。

その後、その日に売り上げた分の現金を取り出して金庫にしまいます。

レジから出した精算レシートをスキャンし、イトーヨーカドー側へ売上の報告を行います。

レジ締めが終わったら、余ったパンを廃棄し、翌日に持ち越せるパンは整えておきます。

軽く掃除をし、ゴミ捨ても行います。

最後に、窯やフライヤーの電源が切れているか、冷房が消えているか、店内の消灯などを確認します。

最後の点検が終わったら、勤務終了です。

製造と販売の違い

パン屋の製造と販売では、仕事内容が大きく異なります。

製造は、パンの成形や焼成、仕上げなど、パンを作る作業が中心です。担当するポジションによって仕事内容が分かれており、私の働いていたお店では、窯担当や成形担当などがありました。

一方、販売は、パンを売り場に並べる品出しやレジでの接客、パンの袋詰め、トレイやトングの洗浄、売上の確認など、お客様が買い物をするための売り場を管理する仕事が中心です。

同じパン屋でも、製造と販売では仕事内容がかなり違うため、働く前にどちらの仕事をしたいか考えておくといいでしょう。

まとめ

今回は、パン屋での製造と販売の仕事内容を、実際の1日の流れに沿って紹介しました。

パン屋では、出勤してから開店準備やパンの製造、品出し、接客など、時間帯によってさまざまな作業があります。普段パンを買うだけでは分からない仕事も意外と多いです。

パン屋で働いてみたい方や、どんな仕事をするのか気になっている方の参考になれば嬉しいです。

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